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長時間労働が常識に?!電通が女性社員を過労自殺に追い込んだ

2016/10/27 | Domestic

事件の概要

大手広告代理店・電通の新入社員の女性が
2015年12月に過労により自殺した事件。
皆さんもメディアからの報道等でご存知ですよね。

Abstract, architecture, building.

女性は同年の4月に入社したばかりの新入社員でした。
本採用となったのが10月であり、これを機に業務が増加・・・
翌月の11月にうつ病になってしまいました。

そして12月に、住んでいた寮から
飛び降り自殺をするという悲惨すぎる事件が起こったのです。
うつ病が発症される前の月の残業時間は約130時間と
国で定められている労働基準の上限を大幅に超える結果だったということです。

 

労働局が立ち入り調査へ

Workplace with notebook laptop Comfortable work table in office windows and city view.

この事件の実態を解明するために、労働局が東京本社に立ち入り調査を行いました。

そこで判明したことは、会社自体が長時間労働、
つまり残業が当たり前という空気になっていたそうです。

 

このような会社側の悪質な違法行為は、
刑事事件として取り扱われる可能性も大いに考えられます。

電通では1991年にも入社2年目の男性社員が過労で自殺し
裁判が起こるなどという歴史も持っています。

また、3年前に死亡した若手男性社員も過労死として労災認定がされました。

 

この事実を見ると、若手は死んでしまうほど働かされるのかという社風が
昔から根強くあったのかと思い、とてもいたたまれない気持ちに・・・

 

労働時間に関する法律は?

厚生労働省は原則として1日に8時間、
1週間に40時間を超えて労働させてはいけないという協定を示しています。

 

しかし、「時間外労働協定」、
一般に「36協定」と呼ばれるものを皆さんはご存知ですか?

こちらは簡単に説明すると、
時間外の労働や休日の労働が限度内であれば認められるといった協定です。

 

しかし、どんな協定にも限度はあります。
電通が社員に課していた労働時間はこれらの基準を大幅に、、、
かなり大幅に越していたといっていいでしょう。

「ではなぜバレなかったの?」と思われるかもしれませんが、
電通側が社員に残業の過少申告を指導していたという事実が挙がっています。

 

今後の対策

Nostalgie - alte Taschenuhr

ではこれらの事件からどのようにしたら、
過労自殺や過労死をする人がいなくなるのかを考えてみましょう!

やはり、一番の要因として挙げられるのは長時間労働なのではないでしょうか?

そもそも過労死という言葉・・・
恐ろしすぎませんか?

この言葉は世界共通で、「 Karoshi 」は世界へと飛び立った言葉だったのです。

 

世界の人は「日本人は働きすぎ!」と口を揃えて言いますが、
事実その通りなのです…。

 

そこで、私は時間内に今日中の仕事が終わらなかったため
残業をするという考え方自体に疑問を感じました。

 

上の人に今日中にやっておけと言われたのかもしれない、
自分で今日はここまでやろうと決めたのかもしれない、
どんな事情があろうと一度考え直して、
本当にそれは今日一日でできる仕事量なのかを
考える必要があるのではないでしょうか?

 

仮に、Aさんは働き始めて10年、
Bさんは働き始めて1年だとします。

AさんとBさんは同じ仕事量を同じ時間でできるのでしょうか?

 

人にはそれぞれ向き不向きがあります。
その日に仕事ができなかったら明日頑張ろう!という考えでは
甘いのでしょうか?

 

先ほどの文章を書いていて、
私自身ですら「明日頑張ろう」という考えは甘いのでは?と感じてしまいました。

このような考えになっている社会自体を
再構成していく必要があるのかもしれませんね。

 

時間外労働を許している36協定などの存在自体が、
残業や長時間労働を引き起こしているのではないかと考えた次第です。

 

 

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りさこ

都内の大学に通う3年生。渋谷と六本木が出没率高め。 「趣味は読書。」と言うことに憧れを持っているものの、本よりもスマホをいじりがち… セミヂカのおかげでニュースを気にかけるようになりました☆ ニュースを誰もが理解できるような記事作りに日々奮闘中。 毎日変わり続ける政治に、普段からセミヂカのCheck は必要不可欠かも…!