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結婚・出産は年金の払い忘れの原因に!もしも年金を払っていないと将来どうなる?

2016/10/11 | A to Z

日本という国に住む以上、私たちはさまざまな義務を果たす必要があります。

「年金への加入」も義務のひとつですが、
特に女性の場合は結婚や出産がきっかけとなり、
「払い忘れ」が生じてしまう恐れがあるので注意しなくてはなりません。

そこで今回は年金の概要に加え、女性に関する年金の問題や、
払い忘れるとどのような事態になってしまうのかについてご紹介していきましょう。

 

年金は「老後の生活」に備えた制度!

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そもそも、「年金制度についてあまり知らない……」という方も少なくないはず。
国内の年金制度は、大きく以下の3つに分けることができます。

 

厚生年金 … 厚生年金保険が適用される、企業の労働者が加入する年金
共済年金 … 公務員や教職員が加入する年金
国民年金 … 国内に住む20歳~60歳未満の方すべてに、加入義務のある年金

 

企業などに勤務をしていなかったとしても、
日本に住んでいる国民は20歳を迎えた時点で、
上記のいずれかの年金に加入しなくてはなりません。

上記のいずれかの年金に加入し、一定額を支払い続けることによって、
日本では原則65歳から年金を受け取ることができます。

 

65歳となると、体力的に毎日働くことが難しいケースもありますが、
年金を受け取ることができる状況であれば、
働かなくてもある程度の生活は保障されることでしょう。

 

大学生はどのような扱いになる

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では、20歳を超えた大学生の場合は、どのような扱いになるのでしょうか?

 

結論から言ってしまえば、20歳を超えた大学生も国民年金に加入することになり、
毎月一定額を支払う必要があります。通常通り年金を支払う場合は、
以下のステップを参考に手続きを進めていきましょう。

 

1.自宅に届いた国民年金被保険者資格取得届書に必要事項を記入し、
市役所または役場、年金事務所に提出する
           ↓
2.年金手帳と国民年金保険料納付書が自宅に届く
           ↓
3.納付書で指定された金額を、お近くのコンビニや金融機関で支払う

 

また、20歳を超えた学生に関しては、
「学生納付特例制度」と呼ばれる猶予制度を利用することもできます。

この猶予制度を利用すると、年金の支払い時期を遅らせることができるので、
「学生期間中に年金を支払うことが難しい……」と感じている方は、
以下のステップを参考に学生納付特例制度を利用してみましょう。

 

1.市役所や年金機構などから、国民年金保険料学生納付特例申請書を入手する
           ↓
2.申請書に必要事項を記入し、添付書類をそろえた上で市役所に提出する
           ↓
3.2ヶ月~3ヶ月後に、審査結果が自宅に届く

 

女性は「結婚・出産」で年金の変化が激しい

Mutter und Baby am See

年金制度において、特に注意が必要になるのは「区分」です。
年金制度の区分は、加入者の属性(職業など)により
第1号被保険者第2号被保険者第3号被保険者」の3つに分けられており、
この区分によって毎月支払う金額などが変わってきます。

 

女性の場合は、
結婚や出産をきっかけに年金の区分が変わるケースが多いので、
注意が必要です。

 

例えば、これまで厚生年金を支払っていた女性が、
結婚を機に退職するとしましょう。

退職前は第2号被保険者に該当しますが、退職後に専業主婦になると、
その女性は第3号被保険者へと変わります。

また、夫がサラリーマンから自営業などへ転職をするタイミングでも、
該当する区分は変わってきます。

該当する区分が変更される時期は、
年金の払い忘れなどのミスが多く見られるので、
特に女性は細心の注意を払う必要があるでしょう。

 

「納付期間の不足」や「納め忘れ」が原因で将来起こる困ったこと

では、「納付期間の不足」や「納め忘れ」が発生すると、
具体的にどのようなデメリットが生じるのでしょうか?

 

年金制度では、納付期間が一定期間(2016年現在では10年間)に達さない場合は、
65歳に達しても年金を支給されることがありません

つまり、納付期間が短いケースでは、
これまで支払ってきた年金が無駄になってしまう恐れがあるのです。

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また、1年分の納め忘れがある場合には、
将来的に受け取れる年金が「1年間で2万円」減額されます。

もちろん、納め忘れの期間が長引くほど支給額は減ってしまうので、
納め忘れにも細心の注意を払う必要があるでしょう。

 

年金を勉強してみて・・・

年金制度にはさまざまな規則があり、どのように働き、
どのように年金を支払ってきたのかによって、将来の支給額が変動する可能性があります。

特に女性の場合は、意図せずに将来の支給額が減ってしまう可能性もあるので、
区分が変わるタイミングは特に注意をしなければなりません。

安心できる老後生活を送れるように、年金制度についてしっかりと理解しておきましょう。

 

TEXT / よいちゃん

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セミヂカ編集部

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