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地方の「資源」を有効活用『里山資本主義』を読んでみた

2015/02/08 | Book Review

里山資本主義

この本のまとめ

・地方には、使われていない「資源」がたくさん眠っている
・「資源」を活用することによって、
➀原発にも石油にも頼らない電気が生まれる
➁おいしい食べ物ができる
➂地域の中でおカネが回るようになる
・地方に住んでいる人は、「資源」を安く、あるいはタダで使えるので、都会の人より少ないお金で生活できる

 

外国で大量生産される資源やエネルギーは徹底的なコストカットのもとで生み出され、利益の大半は一握りの大企業経営者や株主、石油王のもとに流れていきます。しかし、モノや食料やエネルギーを外国から「買う」のではなく、自分たちでつくり出し、余ったら「売る」。そうすることによって、一握りの大企業経営者や株主、石油王のもとに流れていたお金が、地域社会の中をぐるぐると回るようになります。お金がぐるぐると回ることによって、地域社会は元気になります。

また、働き手がほしい人と「生きがい」を求めている人などをつないでいくことで、様々な社会問題を次々に改善していくことができます。

朝早くから夜遅くまで働いて、稼いだお金をいろんなものを「買う」ために使う。本当にこんなことをしなければ暮らしていけないのか?もっと人間らしい生き方があるのではないか?そんな疑問を持っている人にはうってつけの一冊です。(今野優之)

里山資本主義  日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)
藻谷 浩介 NHK広島取材班
角川書店
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