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政治との上手な「付き合い方」がわかる!『いまを生きるための政治学』を読んでみた

2015/03/09 | Book Review

seijigaku

この本のまとめ

・「政治って何?」「民主主義って何?」「どうして政治って必要なの?」などの疑問に答える一冊
・今の世の中の仕組みや、様々な問題が発生する原因について解説
・筆者なりの問題に対する解決策も

 

最近の出来事や歴史上の有名な人物を具体例として紹介しながら、政治の話をするので、抽象的な概念の話も分かりやすくなっています。

この本を読むことで、政治家、官僚、議会、住民投票、マニフェストなどの良し悪しを判断するための基準がわかります。普段ニュースをチェックするときや選挙でどこに投票するか考えるときに役立つでしょう。

この本には、国民の政治不信が、政治の質を低下させ、ますます国民が政治に不信感を持つという悪循環について論じられています。政治に不満があるから選挙に行かない、というのではなく、政治に不満があるからこそ、政治に積極的にかかわっていく、民主主義を我慢強く支えるという発想の転換の必要性を教えてくれます。今の政治家が無能だと思うなら、自分たちが有能な政治家を育てるくらいの心意気が大事なのです。現実を直視しつつも、世の中を理想に近づけようと努力することの大切さを教えてくれます。

今の世の中はおかしい、世の中をよりよくしたいと考える人、あるいは選挙の時にどういう基準で投票先を選んだらいいかわからない人はぜひこの本を読んでください。政治に関心がある人は、この本を読んで政治との上手な「付き合い方」を学びましょう。

いまを生きるための政治学 (岩波現代全書)
山口 二郎
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