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【シリーズ・未来の総理大臣!? 第1弾】 石破茂・新地方創生大臣

2014/09/24 | Domestic

石破茂
安倍晋三首相は2014年9月3日に内閣改造を行いました。内閣改造とは、大臣を大幅にメンバーチェンジすることです。この内閣改造によって新たに選ばれた大臣の中には、将来の首相候補と言われている人もいます。今回はその中の一人で、地方の活性化を担う地方創生担当大臣に選ばれた石破茂氏について紹介します。なお、石破氏は国家戦略特区担当大臣も兼任します。国家戦略特区については【いまさら聞けない社会人の常識】沖縄県が選ばれた国家戦略特区ってなに?をご覧ください。

田中角栄元首相にすすめられ政界へ

石破 茂(いしば しげる)議員は1957年2月4日、鳥取県で生まれました。慶應義塾大学法学部を卒業し、三井銀行に就職しました。石破氏の著書『国防』によると、父で元国会議員の石破二朗氏の死後、二朗氏の友人だった田中角栄元首相(田中真紀子氏の父親)から「おまえが(二朗氏の後に)出ろ」とすすめられたことが政界入りのきっかけとのことです。1986年衆議院選挙で自民党から立候補して当時の全国最年少議員として初当選しました。

政党を次々離党し孤独な選挙戦

1993年、石破氏は自民党を離党し、その後小沢一郎氏が所属していた新進党という政党に参加するものの、「集団的自衛権行使を認めない」との内容を含む選挙の公約に反発して、新進党を離党。選挙には無所属で出馬し、何とか当選したものの、石破氏本人いわく「有権者の反応もかつてないほどに冷たく、私が戦った9回の選挙の中で最も厳しい戦いでした」とのことです。

自民党に復帰し党のナンバー2へ

その後、1997年に自民党に復帰しました。石破氏といえばミリタリー系プラモデルが好きなことが有名で、自他ともに認める軍事オタクですが、政治家としても2000年に防衛総括政務次官という役職についたのを皮切りに、2007年には防衛大臣になりました。2012年には自民党のトップを決める総裁選挙に立候補。安倍現首相に敗れましたが、地方では安倍首相以上の票を獲得しました。総裁選の後、自民党ナンバー2の幹事長になりました。そして2014年9月3日に地方創生と国家戦略特区の担当大臣になりました。

石破氏の政治観

石破氏の政治に対する考え方をいくつか紹介します。2008年1月29日付け「世界新聞報」に掲載された発言によると、「第二次世界大戦の時に日本の戦争指導者たちは、何も知らない国民を戦線に駆り出し、間違った戦争をした。だから私は靖国神社に参拝しない、あの戦争は間違いだ」とのことです。

また、教育基本法に愛国心を明文化することについては『論座』という雑誌で「愛国心は国が政策面で強制するものではない」として反対の姿勢を示しました。こういったところは安倍首相とは違うような気もします。

特定秘密保護法に対するデモが盛り上がった時には、ブログで「単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらないように思われます」と書き込み。批判を浴びてお詫びし撤回しました。

アベノミクスの行方次第では石破首相誕生も

アベノミクスで株価が上がったこともあって、今のところ安倍政権の支持率は高いままです。しかし、今後株価が急落したり、いつまでたっても給料が増えず生活が苦しくなったりしたら、安倍内閣の支持率が下がり、石破首相が誕生するかもしれません。(今野優之)

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