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靖国参拝 中韓からの批判だけが問題なの?

2014/09/02 | A to Z, Domestic, Overseas

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8月15日、安倍首相は靖国神社に参拝しませんでしたが、他の大臣や政治家が参拝しました。政治家の靖国参拝については、「中国や韓国との関係が悪化するからよくない」という声や、「中韓が何を言おうが関係ない」という声があります。しかし、はたして中国や韓国からの批判だけが問題なのでしょうか。

欧米などから「悪をあがめている」と思われてしまう

靖国神社は1869年に日本政府が戦争で亡くなった人をまつるためにつくった神社です。ここにはA級戦犯もまつられています。

A級戦犯とは、第二次世界大戦で日本が負けたときに、戦争の責任を取るために、戦争で勝ったアメリカなどの国によって死刑や終身刑などになった政治家などのことをいいます。この時に行われた裁判を東京裁判と言いますが、東京裁判は公平な裁判ではなかったと考える人もいます。しかし、日本は戦後東京裁判の結果を受け入れることで国際社会の仲間入りをしました。

また、欧米をはじめとする国際社会では「A級戦犯=悪」というのは常識になっています。そのため、政治家が靖国参拝をすると、欧米などから「悪(A級戦犯)をあがめている」と思われてしまうのです。

靖国にまつられた兵士に殺された外国人もいる

また、靖国神社には第二次世界大戦で戦死した兵士もまつられています。彼らの中には、戦場で外国人を殺した人もたくさんいます。彼らによって大切な人の命を奪われた外国人の遺族もいます。そう考えると、「靖国参拝について外国からとやかく言われる筋合いはない」というわけにはいかないのではないでしょうか。

国際社会や外国人遺族からどう思われるかも考えるべき

靖国参拝の話になると、どうしても中国政府や韓国政府から抗議されるということが頭に思い浮かびます。しかし、この問題について考えるときは、国際社会や外国人遺族からどう思われるか、ということも考える必要があります。(今野優之)

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