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ピザは「野菜」!?自由の国アメリカの発想が自由すぎる件

2014/08/13 | Overseas

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みなさん、知ってましたか?アメリカではピザは「野菜」なんです。しかも、国家のお墨つきがあるんです。さすが自由の国アメリカ、発想が自由すぎますね。

ジャンクフードが給食で出されるアメリカ

それまでの法律で「大さじ2杯のトマト・ペースト」が野菜とされていたため、2011年1月の改正歳出予算案の中でその量のトマト・ペーストを使うピザは「野菜」とカウントされるようになりました。

そもそもどうしてこんなことになってしまったのでしょうか。これはアメリカの給食事情と関係があります。アメリカの公立学校はほとんど給食を運営する費用がないために、ピザチェーンなどが生徒たちの昼食を提供しています。ピザ以外にもハンバーガー、ナゲット、コーラなどが給食で出されています。

野菜を増やしたいオバマ政権に食品業界や議員が抵抗

その結果、2008年の統計で、アメリカの子供のおよそ3割が「肥満」に分類されてしまいました。ミシェル・オバマ大統領夫人が警鐘を鳴らしたこともあって、オバマ政権は給食に野菜とフルーツを増やすよう取り組みました。

しかし、学校給食に利権を持つ食品業界と、業界とつながりの深い議員がこれに反発。「大さじ2杯分もトマトソースがかかっているピザは野菜だ」という逆転の発想で反撃しました。

アメリカの選挙資金の4分の3は大企業など

大企業の自由すぎる発想が議会で通ってしまう背景には、アメリカの「政治とカネ」の問題があります。ジャーナリストの堤未果さんによると、アメリカの選挙資金の4分の3は大企業などの大口の献金であり、750億円ないと選挙に勝てないため、アメリカの政治家は企業の言うことを無視しづらいようです。

日本にとっても他人事ではない

「アメリカの話なんてうちらには関係ないし」と思った人もいるかもしれません。しかし、本当にそうだと言えるのでしょうか。日本でも大企業が政治献金をしている以上、こういうことが起こらないとは言いきれません。日本の大企業の政治献金については【企業献金】自民党のスポンサー企業について調べてみたをご覧ください。日本にとってもけっして他人事ではないのです。(今野優之)

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