人気アニメ「スマイルプリキュア!」の主人公登場で話題
3月3日、横浜市神奈川区役所にアンネ・フランクの伝記3冊と文房具の寄付がありました。同封の手紙の差出人は「キュアハッピー星空みゆき」となっており、絵本好きという設定の彼女の名前を使うところに、ネットでは「センスが良い」「彼女ならやりそう」という賞賛の声が集まっています。
ところで現代っ子の中にはプリキュアよりも、むしろアンネ・フランクの方がよくわからないという人も珍しくないのではないでしょうか。
そこで有名だけど実はよく知られていないアンネ・フランクの実態に迫っていきましょう。
アンネはアウシュビッツで死んだのではない?
ユダヤ人であるアンネ・フランクは1929年ドイツに生まれ、1945年に強制収容所で15年の短い生涯を閉じました。第二次世界大戦のさなかを生きていたことがわかります。詳しい人ならここでアウシュビッツ強制収容所を連想するでしょうか。そうです。アンネは家族とともに、ユダヤ人を大量虐殺していたことで悪名高い、アウシュビッツ強制収容所に収容されたのです。
しかし、アンネはアウシュビッツで虐殺されて亡くなったのではありません。その後移送されたベルゲン・ベルゼン強制収容所で、チフスによって亡くなったのでした。
死を迎えるまでの日々とは?
アンネは強制収容所に入れられる前、どこでどのように暮らしていたのでしょうか?
アンネの家族はドイツのユダヤ人狩りから隠れるため、アンネの父フランクの職場があったオランダ、アムステルダムの隠れ家で、他のユダヤ人家族を合わせた計8人で約2年間の隠れ家生活をつづけました。職場の人々に気づかれないよう、昼間はほとんど物音をたててはいけない環境でつづられたのが、今話題の「アンネの日記」です。
ごく普通の少女が世界に影響を与える
「アンネの日記」に書かれているのは少女の他愛のない日常生活でした。戦争やゲシュタポ(ドイツの秘密警察)への不安を抱えながらも、全体として明るく、希望を失うことがありませんでした。同居していた少年のフランクに初めてキスをされた日のことや「私の想像の翼は、閉じ込められても、閉じ込められても、羽ばたき続けるの」といった名言など、10代の少女の感性は、発行以来多くの人々に愛されてきました。ユダヤ人大虐殺という負の歴史を繰り返してはならないという思いの源泉とも言えるでしょう。
「アンネの日記」を読んだことのない人も、ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか。(飛田尚子)
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