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春闘←これって春に何と闘うの?

2014/02/05 | Domestic

syunntou

春闘とは給料や労働条件や待遇の改善を求めて交渉すること

春闘とは労働者が給料や労働条件や待遇の改善を求めて、経営側と交渉していくことです。昔はストライキをするなど、かなりケンカ腰なムードで行われ、まさに闘いだったようですが、今では労使の交渉も穏やかになり、労使のバランスのとれた改善を目標とする交渉に変化してきています。それでも春闘という言葉は残り、そのまま使われているわけです。

春闘の結果を左右するのは連合と経団連の会談。

では現在の春闘はどんな風に行われているのでしょう。春闘は例年この時期になると、連合と経団連の首脳が懇談するところからはじまります。連合とは日本労働組合総連合会の略称で主要な労働組合が集まって組織された労働者の立場を代表する団体です。経団連は一般社団法人日本経済団体連合会の略で、日本の上場企業を中心に構成された団体です。つまり労働者の代表と企業の代表がその年の賃金や労働条件などについて話し合うわけです。

賃上げの方向で合意するもベアはもの別れに

先日、連合と経団連の首脳が会談し、賃上げの方向で合意しましたが、ベア(ベースアップ)については意見が分かれたままとなりました。賃上げは「定期昇給」ともいわれ、今までの給与からその貢献や成績に応じて賃金を上げることです。つまり昇給のことで、これは企業から評価されたくさん上がる人と、成績がふるわず少ししか上がらない人がいるわけです。

連合が賃金を上げてくれと要求し、経団連がわかったと答えたのが今年の懇談です。これは労働者にとってはとても喜ばしいことです。なにしろ企業の代表が給料を上げることについては容認したのです。

一方ベアは企業の給料水準自体を底上げすることで、これは社員全員の給与を上げることです。企業の支出で計算すればベアのほうが当然出ていくお金が大きいので経団連もそこまでは飲めなかったということです。

アベノミクスの成果がみえてきた?

それでもがんばった人は昇給するのだから、いいじゃないと喜んでいていいのでしょうか。そもそも経団連というのは大手企業が集まってできたもので、大手企業の代表です。今回の経団連の賃上げ容認は政府からアベノミクスの一環で要請された結果です。その意味では安倍政権の政策の成果として評価されるべきものです。でもこれはあくまで大手企業の業績を踏まえて打ち出した方針ともいえるもので、すべての企業がこれに従う義務はありません。ですから大手企業にはできても、中小零細企業にはできない可能性も高いかもしれません。

日本の企業の99%は中小零細企業。雇用者の7割は中小零細企業に勤務しているのが実情です。春闘の恩恵を受けられるのは3割の労働者のみという結果も考えられます。安倍政権にはもうひとがんばりしてもらい、このまま日本が好景気になっていくことを期待しましょう。(セミヂカ編集部)

 

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